今日、障害を持った人が支障なく生活ができるようにバリアフリー化されてきているが、
それは建物のトイレやエレベーターなどの設備整備であり、「対人」としてのバリアフリー化がなされていないような気がする。
手話をいうものがあるが、歴史的背景を学びながら、少しでも身に着けていきたいと思う。
1760年以前、「孤立」していた聴覚障害者は、ごく身近な人だけにしか通じない
『ホームサイン』を使ってわずかな意思疎通をはかっていた。
1760年、ド・レペ神父が世界初の聾唖学校であるパリ聾唖学校を設立した。
ここで世界で初めてのろう者の「集団」が形成されたとされるが、実際には世界の大都市では常に聾者集団は存在した。
ド・レペ神父の貢献はこれらの聾者集団に読み書きを教えることで聴覚者との意思の疎通を可能にしたことである。彼らは、各々持っていたホームサインを統合し、発展させて、手話を創り上げた。パリ聾唖学校では、手話をもとにした教育法であるフランス法が確立された。
パリ聾唖学校の試みは、ヨーロッパ各地に波及していき、各国独自の手話が創り上げられた。
1862年、江戸幕府に派遣された第一次遣欧使節一行はヨーロッパの聾学校や盲学校を視察していた。
日本で最初の聾学校は、古川太四郎が1878年に設立した京都盲唖院である。ここに31名の聾唖生徒が入学し、日本の手話が誕生した。
手話などを覚えることにより、聴覚に障害をもった人でもスムーズな「対人」との関係を築けると思う。
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