精神科もしくは心療内科を受診してください。治療というのは信頼関係であり、医師と患者の共同作業です。良い医師であるほど、患者さんが信頼してくれれば、それに答えようとしてくれるでしょう。なかなか自分の事をうまく口頭で説明する事もしんどい時があると思います。そういう時は、あらかじめメモに自分の症状や辛い事を書いて行く事をお勧めします。診察前に医師に読んでもらうよう、受け付けに渡してもいいでしょう。
例えば、自分の生い立ちや愚痴っぽい事を書いても、真面目に読んでくださるかどうかで、その医師が信頼できそうかも分かると思います。うつ病の診断は血液検査のように定量的に出来るものではなく、患者さんのあらゆる面から総合して判断する事が大事だからです。患者さんの話を良く聞き、患者さんのあらゆる態度から、患者さんの内面を、痛みを理解しようとする真摯な姿勢があるかどうかです。
また、患者さんの家族をはじめ、周囲の方への説明やケアも忘れないのが良い医師だと思います。
◆うつ病は治る病気であることを理解する
うつ病は、治る病気です。うつ病にかかると、一生このままなのではないかと考えてしまいがちです。
しかし、これこそ「うつ病の罠」です。決して罠にかからないで下さい。
「一生治らない」とか「死んだほうがましだ」というのは本意ではありません。
脳内神経伝達物質の乱れがそのような思い込みをさせるのです。
うつ病が治る病気であることを知り、「うつ病の罠」にかからないようにしましょう。
◆一進一退を繰り返しながらよくなっていくことを理解する
うつ病は治療するにつれ、よくなったり、悪くなったりを繰り返しながら徐々によい方へ向かっていきます。
「よくなったな」と感じていたころにまた悪くなると、つい「このまま一生治らないのではないか」と悲観的になりがちです。
しかし、悪くなったといっても治療開始以前と比べればはるかによい状態のはずです。
うつ病は「よい、悪い」の波を繰り返しながら次第にその波が小さくなり、治ってゆくのです。
一時的に悪くなってもうつ病自体が悪化したわけではないということを知りましょう。
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